みなさん、レッドフォードの姿に年齢的な限界を感じているようですが、そうではないと思います。

ブラピは若くそして美しい俳優ではありますし、レッドフォードもかつては美しい俳優としての地位を確立していました。

ブラピのアップとレッドフォードのアップとを比べると、かつてのレッドフォードのイメージそのままの美しく若い俳優のほうに目がいってしまいますよね。

でも、この作品を見てわたしはレッドフォードの姿を見て「老いてもなお美しい」という印象を受けました。

ブラピと並ぶ姿をみて、レッドフォードのほうが衰えていましたか？

ブラピとスクリーンに並んでも引けをとらなかったと思います。

あれだけ年齢の離れた、しかも今が旬の俳優と並んでも見劣りしない俳優なんてほかにいるでしょうか。

確かに肌感や肌質は年齢を感じずにはいられませんが、凛としたたたずまいに往年のレッドフォードの姿となんら変わりはないように思われました。

また、演技も「ハンサムナイスガイ」のイメージを壊すことなく黙々と演じていたころのレッドフォードよりも深みが増していたのでは？

つやつやのブラピとしわしわのレッドフォードを比べてしまえば、美しさの軍配は前者にあると思いますが、

年齢を重ねたブラピがはたして現在のレッドフォードのような俳優になっているでしょうか？

ジャックニコルソンのような「怪優」になっていそう。

いつまでも洗いたてのＹシャツのような清潔感のあるレッドフォードって、やっぱりレッドフォードなんだなって思いました。