[コメント] 飛び出した女大名(1961/日)
これも前作『元禄女大名』以上にバイタリティに溢れたミュージカル時代劇だ。前作のモノクロから本作ではカラーとなりミュージカル場面も華やかさが増したが、画面造型もよりダイナミックになった。
特に驚いたのは居酒屋でのドンチャン騒ぎシーンの異様な照明。BGMのドドンパのリズム。或いは川べりの柳の下で勝新と中田康子が歌うシーンや橋上の俯瞰撮影なんかは鈴木清順的でもある。また悪役・伊達三郎たちが街を唄い歩くシーンの躍動感。まるで『ウエストサイド物語』みたい。
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