[コメント] ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011/米)
冒頭、敵役としてのレア・セドゥが目立つ扱いで、これは期待が持てる、と思ったのだが、彼女のその後の扱いには、がっかりした。それはIMF長官役のトム・ウィルキンソンについても云えるのだが、見方を変えれば、贅沢な映画、という感覚を持たせる効果はあるかも知れない。
本作でも、いつもながらに侵入サスペンスの部分が面白く、ドバイの高層ビルのサーバールーム侵入シーンが一番の見どころか。手にはめる強力吸盤機能の手袋がうまく機能しないことで、サスペンスが生まれる。ただ、本作もボスキャラ、ミカエル・ニクヴィストが弱い。逆に味方側は充実しており、ジェレミー・レナーの存在(過去)がプロットを複雑なものにしており、レナーはクルーズに対抗するレベルの存在感を獲得している。サイモン・ペッグ、ポーラ・パットンの魅力も良く出ている。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。