コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ネットワーク(1976/米)

十二人の怒れる男』同様シドニー・ルメット演出の臭さが前面に出た嫌味な映画。どうしてこうもオーバーアクトを強いるのだろう。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ピーター・フィンチウィリアム・ホールデンは他の映画で見せたことがない大芝居だし、珍しく大物を演じるネッド・ビーティの造型も迫力はあるが大袈裟過ぎる。ホールデンの妻を演じるビアトリス・ストレイトは確かに上手いが、これだけの役でオスカーというのも不思議な話だ。ラストへ至るピーター・フィンチの扱いも私には許しがたいし本当に嫌な映画。パディ・チャイエフスキーの脚本も映画的ではないのだろうが、ルメットは映画を勘違いしているとしか思えない。

#ラストクレジットの一番最初にオーウェン・ロイズマンの名前が出る部分だけが良い。:-P

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。