コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 長く熱い夜(1958/米)

一番の難点は「長く熱い」というムードの醸成がまるで足りないところだと思うのだが、劇中、美人という扱いのジョアン・ウッドワードがとてもそう見えないのも困りモノだ。当時のウッドワードをもっと美しく撮った映画が他にあることを考えると、悲しいかなマーティン・リットは凡監と云わざるを得ないだろう。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ポール・ニューマンはやっぱり魅力的だし、リー・レミックのセックスシンボル的な扱いもまずまず。この頃の彼女はとってもチャーミングだ。また、後半はオーソン・ウェルズの映画になっていくので、その点も見所がある。だたエンディング近くでアンソニー・フランシオサが恐ろしく脳天気なのはどうしたことか、これはリットのアイロニーなのか?いやいやとてもそうは見えない。脚本家の浅薄さかも知れないが、それを正すのが映画監督の仕事じゃないか。

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。