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[コメント] わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯(2022/日)

主役の演技のつたなさと作劇の粗さ、くさい演出などが、特に前半では目につくが、後半、検挙された後の物語は、結末を知っているだけに胸をうつものがある。
シーチキン

かつて日本にこういう時代があるという事実を土台にし、そしてまた再びその時代が現れるかもしれないという空気が現在、ある中だけに迫力がある。

少なくとも伊藤千代子という人間がいて、どういう、24年という短い生涯だったのかということは、もっと知られてもよいし、そう思いつくられた映画があることも記憶にとどめられるべきだと思う。

(評価:★3)

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