コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ブラジルから来た少年(1978/英=米)

ワルツのBGMがこれほど不気味に似合う映画も珍しいのではないか。科学的考証を土台に、地味に、しかし狂気を伴ってすすめられる企みは、映画とわかっていても嫌な感じを、あり得そうな恐怖を残す。
シーチキン

グレゴリー・ペックの最後の演技は、真のマッド・サイエンティストの、鬼気迫る姿を熱演して、悪夢に出そうな怖さを感じさせる。そしてその姿があればこそ、本作は優れたSFとしての地位を獲得したと言えると思う。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。