[コメント] サヨナライツカ(2009/韓国)
原作ファンにとって、タイでのシーンは及第点。その後は・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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沓子が初めて豊の部屋を訪れるシーンはイメージ通りでした。
キャスティングはピッタリだったんだけどな。。。 原作の大ファンとして気になった点を列挙。
・豊が沓子とバンコクの街を歩くとき、最初は手をつないだりすることはしないで、サングラスをかけている。だが、日に日に感情が抑えきれずに素顔のままで堂々と肌を触れ合わせながら歩くようになるってのが、原作。でも、この映画ではその過程がトゥクトゥクに乗っている間にあっという間に描かれてしまっている。
・25年後に再会してレストランでメニューを観る際に2人で老眼鏡を出すのは安直な表現。
・沓子にウェディングドレスを着せるシーン。プライドの高い沓子が老いてしまってから、ウェディングドレスを着るようなことはしないのでは??
・原作では沓子の最期が近づき、沓子からの手紙によって豊がバンコクを訪れるというのが良かったんですが・・・
・息子がグレたのはなぜ??ライブのシーンも不要では??
・ガラスに亡くなった沓子が映り出てきて、「愛してる」という言葉を欲するシーンは笑ってしまいそうになりました。。。
このまま行くと最後の車のシーンで豊が死んでしまうのでは??と嫌な予感がしましたがそこまではいきませんでしたね。
原作ファンとしては残念な仕上がりでした。
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