[コメント] ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米)
この作品でチャールトン・ヘストンに嫌悪感を抱くのは構わないが、彼の立場を思うと気の毒ではある。
あのヨボヨボと歩く(アルツハイマーの影響もある?)悲しい後ろ姿を見るとね…。
友人と鑑賞したのだが、これが純粋なドキュメンタリーかどうか議論になった。そこで、『トーキング・ヘッド』のオーディオコメンタリーから押井守監督の言葉を引用しておこう。
「(最古の映画とされる)『リュミエール工場の出口』には、本で読んだ話だが、犬がいるバージョンといないバージョンがあるという(つまり演出されていた)。映画は当初から常にフィクションであり続けた。撮影するという行為の中には作りたいというものが必ず忍び込む。ドキュメンタリストといえどもそれは変わらないと思う。何か世界を作ってしまうということ」(一部略)
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