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[コメント] ハチミツとクローバー(2006/日)

うまくまとめられて、というか切り取られていたと思う。コミックにして10巻、しかも実際にはハチクロ2もある。実写版はあくまで1のダイジェスト版的な感じだったけど、ハチクロ感は存分に楽しめると思う。
そわそわ

ハチクロ、やっとみた。 コミックを読まない私は、深夜にやっていたアニメで存在を知り、コミックを結局、全部買って読んで大好きになって、この実写版を楽しみにしていた。

うまくまとめられて、というか切り取られていたと思う。コミックにして10巻、しかも実際にはハチクロ2もある。実写版はあくまで1のダイジェスト版的な感じだったけど、ハチクロ感は存分に楽しめると思う。 蒼井優は、すごい、というか、ある意味化け物だと思う。コミックから実写版へ、という辺りで 気になった点はひとつ、「はぐちゃんをできる女優がいるのか」だった。 コミックでは、森田をして「コロボックル」と言わしめるほどの小さいはぐちゃん。たぶん子供くらいの背丈、に、子供そのまんまの風貌。そんな大学生いるか!な感じだったんだけど。見事にそれをやってのけた。彼女ははぐちゃんそのものだ。その雰囲気も、風貌も、なにも文句はなかった。背が若干高い?とかなんて全然気にならない。すごい。そのひと言。 竹本 = 桜井翔、もよかった。ハチクロの主要テーマのひとつは、竹本の、みんなを動かすほどの青春感であり、そこから生まれる「人を好きになる気持ちの重さ」だ。彼はとてもとても柔かく、竹本そのままにそれを演じていたと思う。ジャニーズじゃもったいないぞ!とかちょろっと思ってしまった。 大学生の恋愛模様、そういったらとても単純な話。でも彼らよりかなり大人の私がこれをいいと思う理由、それは、全員が、みんなつらい片思いの状況でいながら、どこも暗いところがなく前を向いている、そんな姿勢。恋をしたら、ちゃんと走りたい。感じたままに泣いたり笑ったりしたい、納得いくまで。そんなことを思い出させてくれる映画です。

(評価:★4)

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