[コメント] フローズン・タイム(2006/英)
エミリア・フォックスのうらぶれた姿は、娼婦に聖性を託す邪念に類するものを発動させる。また、これが物語であると知るわれわれは、これから何事かが女との間に起こることを承知している。
つまり、好意の徴候があらかじめ先取りされている。かかる詩性の濃密さが、エミリアのパンダ目を神聖なものにするのだ。
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