[コメント] カモン カモン(2021/米)
ホアキンの取り組む課題が甥のやや特異な性格に根差すのなら状況を普遍化できないが、作中で最も予後の不安な健康問題が発火するのは意外な場所である。
父子の神経生理に気をやらせる誤誘導が効いている。メタボ腹ひとつで映画を成立させるホアキンの肉体主義は身を呈して甥に成熟を迫り、肉体という物証が神経生理を圧する意味で事を一種のスポ根に帰結させる。
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