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[コメント] 告発のとき(2007/米)

個人の問題と国家の問題。どこまで被せてよいのか、どこから切り離すべきか。
夢ギドラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







加害者の兵士は、イラク戦争に行かなければ、殺人はしなかったかもしれないけれど、イラク戦争に行っても、殺人をしない人も存在する。

ダビデとゴリアテのエピソードで、至らなさを示唆しておきながら、 一人の父親によって、星条旗を逆掲揚すること(個人問題を国家問題に拡張したこと)が、若干いびつに映った。まあ、米国人がそんな育て方しかできないことも含めて、国家的危機であると告発しているのかもしれないけれど。

(評価:★3)

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