[コメント] フィフス・ウェイブ(2016/米)
☆2.5。事前情報は予告編のみで臨んだのだが、見てる途中で多分そうだろうと思ったらやっぱり原作はヤングアダルト小説だった。予告編だと侵略もののSFアクション大作っぽいが、まあYA小説原作映画らしいスケールの映画だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あるいは十五、六年くらい前の日テレ土曜夜9時台にやってたドラマとか、そういうイキフンのやつ。SF大作っぽいところは序盤でちゃっちゃと済ませて、あとは若者がサバイブしつつ嘘つきの大人=社会と戦う話になる。
ただこの映画でちょっと不思議なのは、途中でお話が2つにパカっと分かれて、戦うほうの話はサブキャラがやるんだよね。で、主役のクロエ・モレッツは年上の謎めいた男との一夏もの(夏じゃないけど)のほろ苦いラブストーリーをやるの。湖での水浴び目撃シーンまである(浴びるのは男のほうだが)。
そのラブストーリーの顛末を見ると、ああYAというかまあトワイライト……と腑に落ちるんだけど(つまり、謎めいたイケメンが人外でした、ピンチのときには彼が人外パワーで守ってくれます!という)、ストーリーラインがあまりにパカーっと2つに分かれるんで何がしたいんだお前はとしばらく首をひねってた。まあ最終的には、戦ってたサブキャラと合流したらクラスで密かに気になってたアイツで、ちょっと見ない間にたくましくなっててジュンてなっちゃう……という纏め方なので別にいいのか。いいんだ。
でもクロエ先生はいつものごとくたいへんめんこいので、何も文句はない。アイドル映画だね。『テラ戦士ΨBOY』並の。
(2016/05/10 劇場にて鑑賞)
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