公開当時は脅迫があり上映中止。内容が生々しく、明日にでも同じようなテロ事件が起きそうな現実味がこの作品にはあったので、中止されたのもわかるような気がする。

実際、８万人とまではいかなくても歴史上ワールドトレードセンターはこの世から消滅してしまったのだから。

この映画の見所の一つはあの五寸釘ばらまき爆弾の威力であろう。 しかしながら現実は遥かにこれを追い越してしまっていて、つい最近禁止条約が発効されたが、この爆弾より遥かに悲惨なクラスター爆弾なんてまだこの世に存在している。

映画としては見応えのある作品。2010年では若干時代遅れの感もあるが。