[コメント] 砂丘の敵(1941/米)
ハサウェイに加えて撮影チャールズ・ラング、美術アレクサンダー・ゴリツェンと来ればハリウッド一線級のスタッフによる作品と云ってよいだろうし(ゴリツェンだけはこの時点ではまだキャリアが浅かったようですが)、戦争映画としてはなかなかユニックな題材を扱っているのだが。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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キャラクタ全員がいまひとつ魅力に欠けてどうにも仕方がない。エキゾチック美女に扮するジーン・ティアニーでさえ私にはどうでもいい。
終盤の洞窟におけるアクション・シーンはよいと思う。「粉塵を巻き起こす」という戦闘スタイルが即ち画面上のアクセントを生んでいる。洞窟内の暗さと相俟って何がなんだかよく分からないが、それがいい。「暗さ」に関連して云えば、パーティ中のブルース・キャボットらが襲われる中盤の夜のシーンでは、敵のマシンガンの弾が光の尾を引いたりして格好よい(曳光弾?)。空の占める割合が極端に大きいショットも幾つか見られ、目を惹く。
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