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[コメント] 男と女(2016/韓国)

男女の等置を示す標題に反して、コン・ユチョン・ドヨンに対抗できる器量を持たない。子の造型の活用度も不十分だ。唐突なカティ・オウティネンの登場には『かもめ食堂』のマルック・ペルトラ以上に腰を抜かすが、恋愛が確固たる経済基盤の上にしか成立しない世界観はアキ・カウリスマキの対極にある。
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