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[コメント] 世界で一番いとしい君へ(2014/韓国)

少年が患う難病は、作劇的には「身体機能が著しく低下し、余命が短い」だけで事足り、それが「若くして老いる」でなければならない必然性が薄弱だ。とは云え悪辣な映画ではまるでない。このところ珍しいカン・ドンウォンの朗らかな造型が好もしく、隣家の小父さんのような好人物の配置も心得者の仕事だ。
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