[コメント] 狐と兎(1973/露)
これはかわいい! 平面としての画面の使い方はすでに名人級だが、ウシの突進と敗走は奥行きを使って見せてくれる。作風という観点からすればノルシュテインの実質的な処女作と云ってもよいだろう。物を畳んだり拾ったりといった小さなアクションで感動を呼ぶ繊細な演出も本作で初めて全面的に展開される。
(3819695)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。