一流のマイスターが自分が作り出す‘モノ’に手を抜くはずも無く早合点してしまった事は痛恨のミス。　　

彼は一流の職人の中でも異色だが、その職人足りえる事実が僕たちを安心させるね。良い師匠にめぐり合えたことで何よりです。（原初の風景をここまで鮮明にイメージ（記憶、ピックアップ）できる人はそうはいないでしょう、まさしく逸材だな）　　

彼が劇中で吐いてた「映画」の目的性・存在意義についてなのだが、個人的には当初からそのような性質を内包していると思われるので仕方ないんじゃないかと‥。しかし、彼が嘱望する「映画」の真の姿・ポテンシャルについては是非聞かせて欲しいです。　　 話長くなる（あと忘れた）んで終わりたいんですけど、どの様な状況下であれソレ自体を否定する事はないんではないかと。早い話が基本的に自由でいんじゃね？　　

頂点に立ったものにしか持つ事が許されない絶望だね。監督冥利に尽きるじゃないすか。　　

できればジャンルとしてホラーコメディーの欄に分類して欲しいな。（正直怖いシーンと大爆笑のシーンがいろいろ）　2.5点