[コメント] 雨の午後の降霊祭(1964/英)
誘拐場面や身代金強奪場面では街頭ロケの開放感と冴えたサスペンス描写が映画らしい見応えを形成する。この側面では黒沢清版にも負けてはいない。ただし、肝心の降霊シーンでは演出に困ったのか役者の演技のみに頼ってしまった感じがある。風、照明の明滅、物音といった何らかの要素で演技を補強した方が良かったように思う。
(赤い戦車)
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