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[コメント] ブタがいた教室(2008/日)

鑑賞後の一言 「ドキュメンタリーに似せた茶番劇」
ぐ〜たらだんな

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







子供達に渡した脚本はセリフと結末が空白のものだったらしい(そう公式宣伝文に書いてあるのですが一応本レビューはネタバレありとして申告します)。子供達の笑い、悩み、悲しむ表情が生き生きとしていたのは、演技ではなく、リアルな感情そのままであったから。20年近く前に実際に行われた授業を子供達は追体験したことになる。

しかしこの映画はドキュメンタリーではない。この映画に関わった全ての大人達は予定された結末へ向かって製作を進めている。大人達が用意した柵の中に押し込まれ、極限まで追い詰められた子供達が、ブタより哀れに見えて仕方なかった。

子供の純粋な心をダシに使った、底の浅いこの映画の製作手法に星1つ。

(評価:★1)

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