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[コメント] 痛ましの恋(1914/米)

ドタバタとのた打ち回る演技も騒がしいだけでこれといった芸の片鱗も見えずBAD
junojuna

 またしても、ジョージ・ニコルズ、マック・セネットの揃いのコンビによるBADプロダクションがやはりと思わせる低調ぶりである。チャップリンも精一杯ドタバタとコミックを強調しようと奮闘するも、その愚にもつかないコントの設定である以上、反って痛ましいお仕事ぶりを露呈している。少なくともチャップリン芸の萌芽でも読み取れればと思ったが、そうは問屋は卸さなかった。チャーリー1914の捨て作。

(評価:★2)

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