[コメント] マダガスカル(2005/米)
シュガーな友情物語の気味悪さもキャラクター造形が救いのSO-SOアニメ
海外の人気アニメの大半はキャラクター造形の水準超えが生命線である。その意味では、いずれの作品も変わり映えがしないというのが実情。作品の壁を越えてキャラクターがトレードされても何ら違和感なしとなること間違いない。それゆえに、ドラマの密度の濃さが望まれるところだが、マーケティングが盛んなお国柄かターゲット設定が徹底しているので、魅力的な逸脱や寓意的なエピソードの旨みは見いだせない。アメリカ産業特有のトラスト型ビジネスによる弊害を実に誇らしげに湛えた作品である。それ以上でもそれ以下でもなく、現実には成功の部類である。
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