[コメント] ぼくのエリ ２００歳の少女(2008/スウェーデン)
残酷なバンパイア継承寓話。不遇な少年の行く末のみが気になった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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繊細さと大胆さを合わせ持ったカメラワークと北欧の厳寒が織りなす叙情的な映像はすばらしい。だけど・・
かつてはオスカーのようにエリに恋した少年も年を取り、何度やっても要領を得ない殺人に失敗し、罵倒され、最後は息も絶え絶えで自分の生き血を差し出す。それを糧にして生き延びたエリ。 エリとの出会いで人生の活路が見出せたかに思えたが、最後はすべてが予定調和にしか感じられなかった。
私が年を取りすぎたのか・・
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