もろにメイは雌でしょ！と言わんばかりに描かれてるじゃん。この辺は二人の言動を見れば明らか。友情物の観点で見るより恋愛物の観点で見た方が納得いく。仲間も言ったじゃん。「お前は草と友達になれるか？」って。答えはそりゃＮＯでしょ。話せないとかは除けば食べる食べられるの関係なんだからさ。恋でもしてなきゃ食べちゃうでしょ。

まあ納得いかないのはやっぱりラストシーンで、なんでガブが記憶失うみたいな話にしちゃったかなー。あれって原作かなんかはガブが雪崩で死んでメイだけ緑の森に着くんじゃなかったかな？二人が目的のために何かを捨てて何かを手に入れる、っていうメッセージが伝えたいのかもしれませんが…。だからそうゆう意味でも二人は雌雄の異種恋愛の形にして、壮大なラブストーリーにしたら、ともったいなさが残る。雄が雌のために命をかけて体を張って敵から守る。これが雄のかっこよさでしょ。そしたらもっと感動して涙が出た気がして。自分好みじゃないラストにちょっと不満が残ってしまいました。