[コメント] マグニフィセント・セブン(2016/米)
あの仲間集めから対策から闘いまでの工程がかわ長いのが『七人の侍』の良さだったんだと改めて実感した。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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日本の名作『七人の侍』をリメイクし、西部劇に変身を遂げた本作。大筋の流れはたいして変わりないので、違いをどう楽しむかがポイントになってくると思います。
日本版の当時は自分は生まれてませんので、当時のどの程度の役者が揃ったのかはわかりませんが、本作のラインナップの豪華さはわかります。これだけの役者が名を連ねたことは本当にすごいことですし、それだけで見る価値はありますね。
『七人の侍』では3時間超でやってたことを120分でまとめるわけなのでスッキリはしてきますが、個人的にはあの丁寧に仲間を集め、練習し、戦うまでの行程の時間をかけたことに意味があると思っているので、そこはしょうがないのと致し方ないのとありますが、ただ戦いのシーンは昔のものとは別物のかっこよさがありましたね。 激しい銃撃戦、騎兵隊、ガトリングマシンなど、西部劇ならではのアクションには熱くなりました。 やはり力のかけ方としてはここに重点が置いてありましたね。差別化できるポイントでもありますし。カメラワークや演技が、彼らの意地、プライド、友情、クールさ、魂などを引き立てていました。
誰もがわかりやすい王道の流れなので、誰が見ても楽しめるし、熱くなるはずです。単純に比較対象が日本の、というか世界的にもトップクラスの名作なのでそりゃ劣ってはきますが、娯楽として見る分には何の問題もなく楽しめます。
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