[コメント] 曖・昧・Me(1990/日)
処女が重荷な女子高生という主題は当時流行ったものだ。本作はラストだけがいいという珍しい映画。要はホンがよくて演出が駄目なんだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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赤ん坊抱いて勉強しながら歩くラストはひとついい主張がある。ヤンママブームの動機の一端のようでもある。この横移動の横顔のキャメラがとてもいいので1点加点。しかしラスト以外に見処がないのが痛すぎた。
森尾由美主催の売春クラブの軽さはブルセラブームと同根という気がするバブル作品。「俺の子かよ」みたいな展開。ブティックとか自動車工場とかもなぜか知らんが当時の頻出項目。ある種のフランス映画のように小粋に撮りたかったのだろう。意図は判るが気の毒なほど実力不足で、素人のホームビデオに近い。裕木奈江は名優になり損ねている。セーラー服に四股踏ませたのは相米が先ですね。
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