コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アメリカン・ハッスル(2013/米)

70年代の政治告発映画を期待すると生煮えだが、それこそが狙いなのかも知れないとは思わされるカジノ誘致噺。エイミー・アダムスは『ネットワーク』のフェイ・ダナウェイがダブる。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







このジェレミー・レナーのカムデン市長のポピュリストの善人という造形がそのまま本作の主張なんだろう。巨悪は隠されたの結論。ご婦人方のいざこざも政治映画には夾雑物めいているが、これが現代と云いたいのだろう。愉しい小ネタの揃ったギャグ映画ということでいいのだろう。ベタな選曲も親しみやすさの演出か。ガラス割って回るガラス屋の息子から始まる来歴が語られるクリスチャン・ベールは、結局いつから禿げていたのだろう。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。