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[コメント] 電光空手打ち(1956/日)

優作そっくりの健さんは、本作がヒットしていたらブルース・リーになっていたのかも知れず。美点は占領中の沖縄に想いを馳せるセット。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







やっと決闘が始まった瞬間に驚きの「第一部 終」。物語は終わっていないどころか、ほとんど始まってもいないぞ。当時の中篇映画ってこうなのだと啓蒙された。次週も観に行くべきかは、微妙な内容。

「空手に先手なし」「一切空」の山形勲の逃げまくる空手術には得も云われぬ含蓄があり、破門されつつ戦う健さんという物語は今後を期待させないでもない。ロマンスの側面も少年クラブ連載の小説にあったのだろうか。

(評価:★3)

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