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[コメント] 100万人の娘たち(1963/日)

宮崎が新婚旅行のメッカだった時代を記録しているのが興味を引くが地味。出来合いの好いた晴れたが特に何の閃きもなく展開されるなか、見処は小畑絹子吉田輝雄の新東宝コンビの入浴に蜘蛛が新東宝らしく侵入する件。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







宮崎観光協力。日向の国は日本発祥の地とバスガイドの岩下志麻が紹介しており、そうかそういうことでメッカだったのだと知る。有名な鬼の洗濯岩を岩下と吉田が散歩している他、子供の国では亜熱帯植物が茂り駱駝が歩き、サボテン公園もある。私の両親も新婚旅行で散策したのだろう。吉田はホテルブームと語っている。

三角関係の話はどうでもいいようなもの。小畑は死に、岩下は東京へ旅立つ。吉田輝雄など取り合いするほどのオトコだろうかという疑問だけが残る。牧紀子はバスガイドコンクールで主役になれずに拗ねて退場し、別職場で爽やかになって再登場するのが印象に残る。「BG200万人と云われる」と語られるが、タイトルの意味は謎のまま終わった。カラーワイド。

(評価:★2)

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