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[コメント] 孔雀/KUJAKU(1998/日=香港)

実質2.5点。タダ券をもらって行けたのが救い。監督の言わんとすることが分かりにくい上に、音響が最低。カルトな作品しか見られないとう人はどうぞ。
suguru

沖縄出身の主人公(浅野)だが、なんで沖縄なのか意味不明。ていうか、無意味。カメラは、基本的に外(第三者)として追っかけているのだろうけど、内面を捉え切れてないように思える。ところどころ、ビデオジョッキーのような、作品とは直接関係ないと思われなくもない編集がされていて、好みの分かれるところであろう。個人的には、いけている(合っている)と思えるところと、そうでないところが半々くらいであった。音響は、最低であった。劇場のスピーカシステム自体がやや貧弱ということもあるのだが、音響監督が基本的にいないと言うところからも、音響自体に力が注がれていないのであろう(理由はともかくとして)。「音」をちゃんとしてくれれば+1点か。また、作中での役名が役者名の名字と同じというのは、なんとも同人的であると思う。

かなり満席に近い状態であったが、上映が終了した後の浅野クンを目当てに来ていたであろう女性客のなんともやるせない表情が印象的であった。

(評価:★3)

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