[コメント] ハリー、見知らぬ友人(2000/仏)
部分的には巧い所も見せるのだが、さて、全体として面白いかと聞かれると・・・
監督はヒッチコック好きとかで、『ハリーの災難』から名前を取ったわけではないそうだが、あきらかに『見知らぬ乗客』ではある。
デ・パルマがヒッチコックの技法を真似たのとは異なり、技法よりむしろ精神そのものを見習おうとしたのかもしれず、そこが猿まねと違って評価されるべき点なのだろうけども、トリュフォーの『日曜日が待ち遠しい!』同様、なんだか中途半端だなあ・・・という感想を抱いてしまうのは、フランス人のサスペンスが日本人の肌に合わないのだろうか、とも考えてしまう。
個人的にはデ・パルマのけれんみたっぷりの物真似の方が好きなんだけど。
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