コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 真夜中まで(1999/日)

そうか、今回はルイ・マル
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







麻雀放浪記』でフィルムノワールを『怪盗ルビー』でヒッチコックをやった、当代屈指の映画好き和田誠。本作では『死刑台のエレベーター』か。

カメラは手持ち、照明が足りない、露出は全開だから画質は粗い。初めは金が無いのかと思った。

古き良き時代の映画を目指した結果か否かはいざ知らず、洒落てはいるが緊張感はまるで無し。予測可能な予定調和の中で話が納まってしまっているのが残念。

しかし一方で、安直なハッピーエンドやお涙ちょうだいを用意せず、むせび泣くトランペットで表現(出来てるかどうかは別として狙いは)している辺りは大人だ。

これが宮崎駿だったら「おじさまー」とか言わせちゃうとこなんだろうけど

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。