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[コメント] がんばっていきまっしょい(1998/日)

田舎の県立高校生だった自分にはグッとくるものが。青春です!
ふくふく

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







なんでボートなの?と思いつつ鑑賞。

冒頭でボート部の練習をみてるとこから、悦子と姉とのやりとり。絶妙です。ぐーっと引っ張り込まれました。

進学校に入れたはいいけど、勉強はできず。優秀な姉のかげで、両親にも期待されず。 「バドミントンにしとき」と部活まで指図される悦子。やっと自分の夢中になれる道を見つけたのです。(他のスポーツでもいいのかもしれないけど、何にもないとこから、何もない「5人」でやるとこに意味がある!)

はじめは入学式での掛け声、「がんばっていきまっしょい!」「しょいっ!」にあっけにとられていた悦子たちが、進級して当たり前のように声を出すようになっていくところがなんともいえず好きです。ちょっと気後れしていた学校にいつの間にか馴染んでいくようで。

田舎の県立高校って70年代じゃなくてもあんな感じだった。当方共学ではありませんが、学校同士の対応意識とか共感しました。

(評価:★5)

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