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[コメント] 男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983/日)

☆ 竹+(松竹梅評価) ストーリーとしては、まぁまぁ 竹くらいかな? ただ、本物の歌/歌唱力 都はるみ、民謡の魅力・・ 歌の原点・・ そういうものを感じられた点はヨカッタ。なんで、 ☆竹+(プラス)
fufu

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ・オープニング

舞台仕立て 寅さんは 旅ガラス 三度笠。  「いよっ! 待ってました!」  だの声がかかっています。

歌バックでは、江戸川 "矢切の渡し"が登場 細川たかしがゲスト出演で、船に乗ってますねぇ。 きっと、この頃ヒットしていたのでしょう?     ↓ 検索するに・・ > 「北酒場」(82年)、「矢切の渡し」(83年)で、2年 連続日本レコード大賞を受賞。

 ・エピソード 1 とらや

とらやからのシーンでスタート おいちゃん達、、"重し"なしで生きてる人なんていないよなぁ・・  重しがなけりゃ、フラフラ飛ばされちゃうし・・  ・・あ!、、そういや、重しなしで生きてるヤツも いるなぁ・・ と世間話していると・・  外は強風・・ そこに 風の吹くまま飛ばされる人がいた(f(^ー^;  

 ・エピソード 2

満男くんは、 6年生。 明日は小学校最後の運動会なのですが、 あいにく 父の博は仕事の都合で、3年連続 見に行かれないことに・・。 そこで、「応援しに行ってやろう!」  今日風に飛ばされフラフラ帰って来た寅さんが言う。  ・・ あからさまに弱った顔の 満男(達)f(^ー^;;;;;;;

満「 ・・いそがしいんじゃないの?」 寅「他の人になくて、俺に有り余るのは 暇! 「応援してやるぞ! フレーー!! フレーー!! み つ お !!! 」   笛まで吹き鳴らし やる気満々である・・!(;´∀`)・・・うわぁ・・・

・・結局、翌日は雨で運動会は中止(延期かな?)となり、 (やさしい)伯父さんは周りの空気を察し、 満男に 置き手紙とお小遣いを残し旅に出ることとなったのですが・・ なかなかよいエピソードだったです。 できれば、本当に応援に行き、、、顰蹙をかい、満男が困ってるシーンも見たかった・・ (満男にとっても)良い思い出になったはず。

 ・エピソード 3 佐渡へ

傷心のため (後に判るが恋人とうまくいかないのが原因)コンサートを放りだした 演歌スター 京はるみ(都はるみ)は、波止場で、おもしろい男(寅さん)と出会い、 いっしょに漁船に乗せてもらい、佐渡島へ。

 ・エピソード 4

佐渡の民宿〜自然の中で遊ぶ二人・・ 京はるみ、大自然の中、民謡「♪佐渡おけさ」が始まる・・ 相の手を入れる寅さん・・ これが イイ ! (・∀・)カコイイ!!  近くの漁民も、自然と相の手が始まり 歌の輪が広がっていきます。 もちろん、京(都)はるみの歌ももちろん巧いのですが、 むしろ それよりナチュラルな漁民達の相の手や、歌が と て も ヨカッタです。 歌とは、きっと こんなふうに大自然の中で自然派生的に生まれてきたんだろうなぁ〜・・ と思わせるような・・  歌の神髄に触れる思いです。  「男はつらいよ」のテーマとは関係ないかと思いますが、エエもん見せてもろた!

 ・エピソード 5

なんだかんだあり・・ (はしょる)   京はるみは、プロダクションの社長に見つかり、船に乗り次のスケジュールへ・・ 二人は波止場で別れ離れに・・  別れ際、寅 「東京、柴又の だんごや とらや には、   妹のさくら、親身になって相談にのってくれるおいちゃんおばちゃんがいるから・・・」     と、とらやの住民に 絶大の信頼をよせている 素敵な身内であります。。。(T.T)

 ・エピソード 6 とらや再び/ウォークマン

柴又電気 店頭にて ウォークマン?(この頃から 出始めたのかしら?)を見てる寅さん・・ 草津の湯でも、医者でも 治らない 恋の病?で 放心状態の寅さんは、 つい店先のウォークマンで 京はるみの曲を聴き、、そのまま うっとりして 持ってってしまう・・f(^ー^; ヘッドフォンをしてるため(それだけなのか?)周りの騒動は一切耳に入らない模様・・(オオアセ 御前様は、「耳当てをして、中耳炎にでもなったのか?」と心配? 柴又電気からは、とらやの おいちゃん、おばちゃんに TEL おいちゃん達も 

 「うちの寅は、あんな風だけど、人の道に外れる事はしないっ!!   泥棒みたいな真似はしないっ! 泥棒 よばわりとはっ!! 」

   と 電話口で 激怒! やっぱり みんな いい人達だ・・ よよよっ・・(T.T)

 ・エピソード 7 寅さんの語り

やっぱ、これがないとっ! いよっ 待ってましたっ! って感じですね・・f(^ー^; 寅さんの 例の口調で 佐渡の話を語る語る・・ ♪名調子!(*^_^*)  しかし、騒ぎになるからと・・その女性の名前を言わない寅さんもエライかも!?

 ・エピソード 8 京はるみ とらやへ

二階に行った 京はるみと (やさしい)伯父さんに、お茶を持って行く満男。 下が スター見たさに エライ騒ぎになってくるんで、収拾するために降りて行き・・ 庭先で即席ステージが始まりました。  ※ちなみに、タコ社長は、京はるみの熱烈なファンである。 これまた、いい雰囲気だなぁ・・ 演出過剰なステージより、こういう風なのが音楽の原点だなぁ・・  と、また本編に関係ない感傷に浸り見る・・f(^ー^;  歌った歌は、団子屋だけに 「♪あんこ椿は恋の歌」(笑)

 ・エピソード 9

ただ、寅さんの恋の行方は・・

・・まぁ、言うまでもないですね・・・・_(_^_)_ 恋人とよりを戻した京はるみは、ぜひ来てねと チケットを渡したのですが、稼ぎ時だから・・と身をひく寅さんでありました・・・・

(評価:★3)

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