[コメント] 羅生門(1950/日)
人間の心の闇に執拗にえぐりだそうとするその試み。ゾッとした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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木漏れ日、雨、ぶっ壊れた門、汗臭くむさ苦しい野武士、ヘンテコな化粧の女。いかがわしくもリアルな映像だった。
それらを背景に人間のエゴ、ダークサイドに迫ってゆく。どいつこいつも勝手なことをしゃべってる。志村喬も盗人だったことが判明。こうなったらもはや坊さんだって信用できん。
ラストは蛇足だったとは思えないが、戦慄した。どうしても志村喬が赤ん坊にひどいことをしそうな気がしてならなかった。
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