同じ数学を扱った映画なら低予算モノクロ映画の「π（パイ）」のが、「世界を読み解く定理があるはずだ」なんて、数学者の狂気がよく表現できていた。というか、「π」は十分エンタテイメントでドキドキする展開であったが、この作品は、思わせぶりな展開が、単なる・・・・・だとされた時点で「夢落ちかよ！」なんて思いつつ、その段階でまだ一時間以上も残り時間があったので、見るのが途中で嫌になったりしたんだけどさ。

まあ、囲碁を持ち出すところとか「π」と類似した部分もたくさんあるのだけれど、そうした共通点すら「俺には未知の世界な数学の世界もこの程度？」などと、がっかりさせられたりもしちゃう。いや、たぶん、そうじゃないとは思うんだけどさ・・・・パクリ？