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[コメント] 八月のクリスマス(1998/韓国)

お話は、ありきたりで、映像やカメラセンスも、普通。 自然な所がウリなんでしょうか。 あまり何かしてやろうって演出が、少ないように感じましたよ。 それにしてもハン・ソッキュ
よちゃく

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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って、「トシ」(バケモノアゴ男っていわれてた人)にしか見えない、良くいって、「佐野史郎」ってトコかな。

この主人公は、自分の死期が何時か、わかっていたんでしょうね。

冷静に下準備をして、いつでもいいよって感じで、段取りよく死を迎えた、ってのが、主人公本人による(天国からの)ナレーションで分かりました。

ボケ老人寸前の、お父さんに対しての店の引継ぎ(かなり丁寧)や、結婚しない事(して死んだら妻子が困る)など、ちゃんと生きてる間に、精一杯の、責任を果たしているトコに好感が持てましたね。

で、この作品のなにがいいか? 私は主演の2人の魅力だと思います。

ジョンウォン(ハン・ソッキュ)のあの笑顔、特に笑い方がとても可愛くて、最後1人で撮った写真の顔が、一番素敵ですね。                                            タリム役の、シム・ウナの制服姿がとてもスタイリッシュで、カッコイイんですが、顔はとても素朴な感じ、このアンバランスさがイイんでしょうね。   

ただ一番気になったのは、「化粧すると、きれいだね」とかって言われて素直に嬉しそうなタリム、あれは納得できません! 素顔がブサイクと認めるようなもん! そういう事言う男なんて論外!                                                                      某国では、ファッション感覚で、整形手術するらしい(TV、雑誌程度の知識)んです。 しかもお見合い前には特に(似てないとまずいのでお母さんと一緒)するそうなのです。 そんなに顔に自信ないんでしょうか? あのシーンにはすごくカルチャーショックを感じましたよ、ホントに。 日本人の男女なら、このやり取りは皮肉かジョークにしかなりませんよ!!

クライマックスでは涙出そうでした、恋愛映画は苦手なんですが、この作品は、生涯心に残るでしょう。

(評価:★3)

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