ルシャスがアイビーの手を取るシーンが美しく、力強い。少なくとも下手な恋愛映画よりよほどロマンティックである。真っ赤な何かがサッと通り過ぎる演出も良い。正直シナリオは説得力がなくてつまんないんだが、他にたくさんいい所を持った映画。シャマラン監督の自信を感じる。それにしてもホアキン・フェニックスは、本当にいい俳優だなぁ。