[コメント] 若き獅子たち(1958/米)
34歳、38歳、41歳…。どこがヤングなんだよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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パトリシア・ボズワース著「マーロン・ブランド」に、とても興味深い話が載っている――。
ジャーナリストだったボズワース女史は、シアター・オブ・ザ・デフ(聴覚障害者の劇団)を取材する過程で、たくさんの聴覚障害をもつ役者たちと接した。手話通訳者を介して、インタビューをするのである。
「どの役者が一番好きですか?」の問いに、彼らはみな、指を躍らせながらこう答えた。「マーロン・ブランド」
「どうして?」と尋ねる女史。すると手話通訳者が通訳してくれた。「ブランドが何を言ってるかは聞えなくても、何を言おうとしているか、はっきりとわかるから。」
――マーロン・ブランドという役者をじつに的確に表現しているではないか。
本作で、クリスチャンがクソアマを壁に叩きつける場面に、セリフはない。必要ないのだ。
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