[コメント] 警察日記(1955/日)
自分が生まれるたった5年前に作られた映画だというのに、この終戦直後の空気感の出し方(それと貧乏表現の筋金入りさ加減)に思わず唸る。森繁が居るオカゲでなんとも救われた作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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実際、何も根本的には解決しないし、絶望渦巻く貧しい国ニッポンのスケッチなんですけどね。 ちっとも笑えないし、泣けないし(<「笑えて泣ける喜劇」を勝手に期待していた) でもこの「ド重(ヘビー)」な群像劇(しかも救いようの無いビンボーっぷり)に一点の救いとして、光り輝く森繁天使の存在よ。 眩しい!
そして、白いおにぎりにかぶりつく、雄之助タンがなんともね、可愛い&愛おしい。
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