・・・と、まあ、エイリアン信者の私はそう思うわけです（当然エイリアンに対して）。

そもそも、エイリアン映画には監督の美学とエイリアンへの愛があふれていたはずで、今回は、そのかけらもないのが不満。エイリアン単独の様々なカットも、これまでの焼き直しに過ぎないし・・・。

とは言え、10分ごとに配置が変わるピラミッドの迷路が、重量感をもった石に囲まれる閉塞感を強調するアイディアは秀逸だし、脅し方もお子ちゃま向けではあっても、それなりにドキドキはするんで、損した気分にはならなかったです。