公あつ子の映画ファンのコメント
性の放浪(1967/日) 逆情(1964/日)が好きな人 | ファンを表示する |
ぽんしゅうのコメント |
性の放浪(1967/日) | 開巻から冒頭の夫婦の性交場面にかけて流れる、意味不明な言語(録音テープの逆回転?)のような音響が不気味。以降も男の心象として多用される俗っぽい音楽と対比的に“恐妻幻想”の抑圧の象徴として、この不条理ながらも“呑気な逃避行”の不穏さを掻き立てる。 [review] | [投票] | |
逆情(1964/日) | 話しは単純で明解。ロングショットが証明する崖下に据え置かれた男のマジで無謀な断崖ロケ。ひたすら野山を全力で駆け抜ける下着姿の女の執拗な反復。ひと時も停滞しない単純運動の質と量が圧倒的。その本気度が「単調さ」を推進力に変換する純粋アクション映画。 | [投票] |