ケイト・ショートランドの映画ファンのコメント
ブラック・ウィドウ(2020/米) さよなら、アドルフ(2012/豪=独=英) ベルリン・シンドローム(2017/豪)が好きな人 | ファンを表示する |
さよなら、アドルフ(2012/豪=独=英) |
またもやナチ裏幕ものかと舐めて見ていたら、女性監督ならではの少女のいびつな成長を描く臨場感がみごと。ヒロインは血の臭いと腐臭とを身近なものとして、狡猾で醜い女として完成されてゆく。なまなかな正義を描かず、反戦の叫びをもオクビにも出さないのは正解である。ただし、プロットを追うだけでは退屈の極み。これは目だけを駆使して見る映画。 (水那岐) | [投票] |