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ザ・ウーマン (1980/日)
[Drama]
| 製作 | 松原久晴 |
| 監督 | 高林陽一 |
| 脚本 | 星川清司 |
| 原案 | 林美一 |
| 撮影 | 稲垣涌三 |
| 美術 | 木村威夫 |
| 音楽 | 菊池俊輔 |
| 出演 | 佳那晃子 / 中野誠也 / 仲谷昇 / 池波志乃 / 戸川京子 / 中尾彬 / 小沢昭一 / 左時枝 / 小林トシ子 / 山谷初男 / 伊達三郎 / 清家栄一 / 阿藤海 / 大林宣彦 |
| あらすじ | 江戸時代末期。女義太夫、竹本芝桝（左時枝）の弟子で当代人気の歌舞伎役者、坂東三寿五郎（仲谷昇）の後妻となった竹本小伝（佳那晃子）は男狂いであった。その様が「あんばいよし小伝の好」と題した間男番付が流布し江戸中の知るところとなっても何処吹く風の素振り。八丁堀同心、飯尾藤十郎（中尾彬）や田舎大尽、角倉庄左衛門（伊達三郎）や名医、土生玄石（山谷初男）や女形、瀬川幾之丞（清家栄一）と次々に男遍歴を重ねるが充たされない。そんな折、梅見の席で遊び人、七之助（中野誠也）を知り惹かれていくが…。高林陽一の監督第９作で初時代劇。 (けにろん) | [投票] |
| モラルに囚われず奔放な性遍歴を重ねる主人公なのに生へのバイタリティも突き動かされる情念も感じ取ることは出来ない。かと言って、ひたすらに隠微な世界に没入し切ることも適わず凝った撮影や美術のみが虚しく浮く。高林に不向きな題材というしかない。 (けにろん) | [投票] |
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