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名月佐太郎笠 (1955/日)
[Drama]
製作 | 杉原貞雄 |
監督 | 冬島泰三 |
脚本 | 松浦健郎 |
原作 | 陣出達朗 |
撮影 | 河崎喜久三 |
美術 | 黒沢治安 |
音楽 | 鈴木静一 |
出演 | 高田浩吉 / 田崎潤 / 市川小太夫 / 池内淳子 / 小畑やすし / 中山昭二 / 清川虹子 / 高田稔 / 二本柳寛 / 津島恵子 / 花岡菊子 / 堺駿二 / 阿部九洲男 / 冬木京三 / 岬洋二 / 長島武夫 / 沢井三郎 / 澤村昌之助 / 森川信 |
あらすじ | 旅がらすの佐太郎(高田浩吉)は、いかさま博徒の弥ン八(田崎潤)に男惚れされて渋々同行していたところ、角兵衛獅子の少年亀吉(小畑やすし)に空腹を見抜かれて握り飯を振舞われる。だが、角兵衛獅子の一行は謎の武士たちに追尾され、親方(市川小太夫)は剣で応じたものの斬られて深手を負った。武士たちを追い払った佐太郎に、親方は亀吉が実は松平家の落胤であることを告げ、彼を亡きものにしようとする赤間(阿部九洲男)の手から守ってほしいと懇願する。それを陰から盗み聞きしていた山賊一味のお紋(津島恵子)は、佐太郎の手から亀吉を奪い取るべく動き出す。佐太郎の冒険が始まった。〔83分/スタンダード〕 (水那岐) | [投票] |
小唄の名調子はさすがに高田浩吉ならではなのだが、彼の活躍は「巻き込まれ型」で胸躍るというほどでもない。やはり欲望をむき出しにした田崎潤と、その情婦である清川虹子のあさましさを笑う映画だろう。オープニングで田崎のどアップから入るカメラは、その後も映画的冒険を見せてくれる。 (水那岐) | [投票] |
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