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天下を取る (1960/日)
[Drama]
製作 | 児井英生 |
監督 | 牛原陽一 |
脚本 | 松浦健郎 |
原作 | 源氏鶏太 |
撮影 | 横山実 |
美術 | 坂口武玄 |
音楽 | 小杉太一郎 |
出演 | 石原裕次郎 / 長門裕之 / 北原三枝 / 中原早苗 / 笹森礼子 / 清水将夫 / 金子信雄 / 藤村有弘 / 嵯峨善兵 / 小沢昭一 / 益田喜頓 / 伊藤寿章 / 滝沢修 / 横山運平 / 山田禅二 / 原恵子 / 初井言榮 / 須藤孝 / 東恵美子 / 相原巨典 |
あらすじ | 東洋物産の新入社員就任式後、人事係長(益田喜頓)は目を離したすきに社長の椅子にどっかと座った男に仰天する。彼こそは大門(石原裕次郎)、天下をとると公言してはばからない問題児だ。大目玉をくらった大門は、同期の亀村(長門裕之)にその本気を問われ、「天下人には参謀が必要」と頭脳役を買ってでられた。一方、係長の娘・沢子(北原三枝)は父親に大門を監視しろと命じられ、すっかり彼にイカレ気分で尾行するのだった。大門はさっそく社長が出入りする銀座のバーに向かい、並み居る財界の男たちの前でホステスのユリ子(中原早苗)に膝枕をさせ、顔と度胸を売る作戦に出る。そんな彼は鉄鋼部部長(藤村有弘)の嗜虐心を刺激した。〔90分/スコープ〕 (水那岐) | [投票] |
こういうのはバカ話の類なのだから、そこに輪をかけたような「夢シーン」は余計どころかすっかり気分が萎えてしまう。そこさえ省けば往年のサラリーマン至上主義映画としては爽やか。だが、裕次郎のような会社員は現実にはいない以上、自然と目が追うのは「参謀」の長門裕之であり、コミカルな臆病者演技を堪能できる。 (水那岐) | [投票] |
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