マルモイ ことばあつめ (2019/韓国)
Malmoi
Malmoe: The Secret Mission
あらすじ | 1942年、日本支配下の朝鮮・京城(ソウルのこと)で拷問死を出した朝鮮語学会事件に着想を得た物語。京城で名門中学に通う息子の学費を稼ぐためにスリなどケチな犯罪に精を出すキム・パンスユ・ヘジンはリュユン・ゲサンの鞄をひったくったことが縁で、彼が代表を務める朝鮮語学会が進める「朝鮮語大辞典」編纂の仕事を手伝うことに。しかし日本政府は朝鮮に対し創氏改名、そして日本語教育の徹底と朝鮮語の使用禁止を課しつつあった。そのような時節柄、朝鮮語辞典の発行は日本への反逆と見なされ、彼らへの弾圧は日増しに強められるのであった…マルモイとは方言も含めた「言葉集め」のことで転じて辞典を指す。(135分) (シーチキン) | [投票] |
★4 | 植民地支配の支柱の一つに文化的侵略があることがよくわかる。名を変え、言葉を変え、心を支配する。そうしてこそ宗主国の僕であることが刻まれる。そしてそういう侵略と圧迫が、一方で強い反抗を呼び起こすのはむしろ当然である。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
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計 | 3人 | 平均 ★4.0(* = 1) |
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