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ドンバス (2018/独＝ウクライナ＝仏＝オランダ＝ルーマニア)

Donbass

製作	ハイノ・デカート
監督	セルゲイ・ロズニツァ
脚本	セルゲイ・ロズニツァ
撮影	オレグ・ムトゥ
美術	キリル・シュバーロフ
衣装	ドロタ・ロクエプロ
出演	タマラ・ヤツェンコ / リュドミーラ・スモロジナ / オレーシャ・ジュラコフスカヤ / ボリス・カモルジン / トーステン・メアテン / アルセン・ボセンコ / イリーナ・プレスニャエワ / スヴェトラーナ・コレソワ / セルゲイ・コレソフ / セルゲイ・ルスキン

あらすじ

ロシア系住民が多く住むウクライナ東部のドンバス地方で2014年から続く内戦。親ロ派分離主義勢力が占拠する地区で実際に起きた出来事をもとに構成された13章の風刺エピソード集。やらせ動画の役者たち。政治家の集会へ乱入する女。院長が物資を隠匿する病院。問答無用の検問風景。外国人記者と不衛生な地下シェルターの市民たち。街中で連鎖する裏切り者への集団リンチ。兵士たちに祝福される新郎新婦。屁理屈による一般車両の強制没収など。プロパガンダのための暴力まみれの蛮行と滑稽なフェイク茶番劇が皮肉を込めて描かれる。監督はベラルーシ生まれでウクライナ育ちの気鋭セルゲイ・ロズニツァ。カンヌ映画祭・ある視点部門監督賞。(121分) (ぽんしゅう)

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★3

一番目と最終章の連環が、戦争という暴力を正当化する狡猾さを総括して肝なのだろう。きっと各エピソードにもタネ明かし的ポイントが仕込まれているのだろうが、それが何となく理解できるものとよく分からない話が混在していて、ちょとフラストレーションがたまる。 [review] (ぽんしゅう)

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5点	0人
4点	2人	**
3点	1人	*
2点	0人
1点	0人
計	3人	平均 ★3.7(* = 1)

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